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・特製ハンマー使用
◎「ハンマー」:弦を打って音を出すための槌のような形をした部品。
鍵盤を叩いた指の動きはアクションによってハンマーに伝えられ、ハンマーが弦を叩くことで弦振動を起こし、ピアノの音を生み出します。
●アンダーフェルト
ハンマーの理想は、フェルトの表面は柔らかく、内部にいくほど硬く巻くこと。
ヤマハではこの理想に沿って、フェルトの下にもう一枚フェルトを巻いたアンダーフェルト入りのハンマーを採用しています。これによりハンマーの内部をより硬くすることができ、特に低音部では重量を持たせられるので、いっそう豊かな音量と響きが得られます。
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・アリコート方式弦押さえ採用
「アリコート方式弦押さえ」は...
グランドピアノやアップライトピアノの上級機種に採用されている弦押さえの方式。
弦には、ハンマーに打たれて振動する「有効弦」(駒とベアリングの間)と、その部分自体は
ハンマーに打たれないが、有効弦と共鳴することで美しい倍音を響かせる役目をする「共鳴弦」
(ベアリングと弦押さえの間)があります。
アリコート方式ではフレームに山脈状の盛り上がりをつけることで、有効弦と共鳴弦を最適な
比率関係にすることにより、音色の輝きや音の伸びを高めることができます。
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・アグラフ
「アグラフ」は...
グランドピアノや、アップライトピアノの上級機種に採用されている弦押さえの一種。
弦の位置や発音する部分(有効弦)の長さを正確に定めるとともに、一つの音程ごとに独立した弦押さえができるので、音色が明快になり、和音が美しくなります。
有効弦長は、実際に弦が音を出して振動している処の長さを指します。
共鳴弦というところもありますが、これも、ヤマハの工夫の一つです。
共鳴弦とは文字通りハンマーが叩いた弦が振動する時、それに合わせて共鳴弦の部分が倍音により共鳴し、より豊かな厚みのある音を出す工夫です。
これは、「アリコート方式弦押さえ」や「アグラフ」の採用により、有効弦長をしっかりととることで、一般の機種よりも正確な音律を得ることが出来るように工夫してある上に、更に使っていない弦の端っこを有効利用したものです。ヤマハ独自の工夫です。
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・X支柱採用
現行商品のピアノでは、支柱が4本・5本・6本と縦に入っていますが、上級機種では、「交差状X支柱」と呼ばれる+とXを足した直角三角形を8つ柱の間に作った強固な構造の柱を上級機種は採用していました。
フレームとは...
全体で20トン以上にも及ぶ弦の張力を、支柱と一体となって支える鋳鉄製の構造物。
その堅牢さと精度はピアノの耐久性と音質に大きく影響します。いわばピアノの大黒柱。ピアノの弦は1本約90kgので両側から引っ張られています。これを一台分とすると約20トンに及ぶ弦の張力をフレームが支えます。弦と一体となって振動することにより、フレーム自体も音質にも重要な役割を果たしています。
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・トーンエスケープ採用
「トーンエスケープ」について...
グランドピアノでは、響板から出た音が直接弾き手の耳に飛び込んでくるため、自分の弾いた音を直接耳で確かめながら演奏できます。
しかし、アップライトピアノでは構造上、前板があるためにどうしても音はこもりがちになります。
こうした点への配慮から、アップライトピアノの上級機種では、前板のところに一定の空間を創り、ここから流れ出る音を直接耳で確かめながら弾くことができます。この仕組みがトーンエスケープです。
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・オーバーハング方式長駒採用
アップライトピアノはその形の制約から、限られた響板面積の中で、十分な弦長を確保しなければなりません。中低音部の弦長を長くとるためには、低音部の巻線に変わるあたりの長駒をできるだけ響板の端に位置させる方がよいのですが、弦の振動を効率的に伝えるためには、逆に駒はできるだけ響板の中央寄りにあった方がよいのです。
この相反する条件を調和させるために、駒の脚の部分を響板の中央寄りに位置させ、弦の接触する駒の上部は響板の端の方へ張り出した形にしたものがオーバーハング方式長駒です。
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